売主様、買主様双方合意に至ったら売買契約を締結します。
「不動産売買契約書」では、売買代金、支払い方法の他、取り決め内容を明記します。
売主様は売買契約にあたり、売却物件の状況を報告する必要があります。
現在の状況についてきちんと報告し、買主様にもご納得いただくことが、トラブルのない安全な取引を行う上で重要です。
引渡し時には、報告した内容にて引渡すことが条件です。
- 雨漏りやシロアリの被害、近隣の環境について「物件状況報告書」にて報告します。
- 物件に付帯するキッチン、バスルーム、エアコン、給湯器等の設備について不具合や故障の有無を「付帯設備表」にて報告します。
売主様、買主様、双方が売買契約書に署名捺印し、買主様が売主様に手付金を支払い、契約成立です。
売買契約締結後は、契約書の記載内容に基づいて権利や義務を履行します。
義務に違反すると違約金の支払いが必要になる場合もありますので、ご不明な点は必ず不動産会社に確認しましょう。
売買契約時に必要なもの
- 権利証
- 実印
- 印鑑証明(発行後3ヵ月以内のもの)
- 印紙代
- 本人確認ができる書類(運転免書証、パスポート、健康保険証等)
- 付帯設備表
- 物件状況報告書